【茶巾入れ】:茶巾入れ使い方・選び方・お手入れを初心者向けに解説

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【茶道初心者向け】茶巾入れとは?使い方から選び方、お手入れまで徹底解説!

「茶道を始めたはいいものの、道具の名前がややこしすぎる…!」

茶道を始めたばかりのあなたが、そう感じてしまうのも無理はありません。「茶巾(ちゃきん)」に「茶巾入れ(ちゃきんいれ)」、おまけに「小茶巾(こぢゃきん)」…?まるで早口言葉のようですよね。

「一体どれが何で、どう使うの?」「そもそも茶巾入れって本当に必要?」

そんなあなたのモヤモヤを吹き飛ばすべく、この記事では茶道のお稽古に欠かせない「茶巾入れ」について、その役割から失敗しない選び方、お手入れ方法まで、分かりやすく解説します!

この記事を読み終える頃には、あなたも自信を持って「マイ茶巾入れ」を選べるようになっているはずです。

まずは知っておきたい!茶巾入れの役割と使い方

茶巾入れは、茶道を楽しむ上での「縁の下の力持ち」。

まずはその基本的な役割と使い方からマスターしましょう。

茶巾入れとは?お稽古に欠かせない大切な役割

茶巾入れとは、その名の通り「茶巾」を入れるための小さな袋のこと。特に、濃茶(こいちゃ)をいただく際に使う「小茶巾(こぢゃきん)」をスマートに持ち運ぶための専用ポーチです。

濃茶は、一つの茶碗を複数の客で回し飲みするのが伝統的な作法。

自分が飲んだ後、次に飲む方のために茶碗の飲み口を清めるのが大切なマナーです。

この時に使うのが、湿らせた小茶巾。

日本茶アドバイザーパトラッシュ♂

しかし、濡れた布をそのまま懐(ふところ)に入れると、大切なお着物や帛紗挟み(ふくさばさみ)が濡れてしまいますよね。

そこで登場するのが、この茶巾入れです!

多くの茶巾入れは内側が防水加工されているため、湿った小茶巾を入れても水分が外に染み出しません。

デリケートな茶道具を水気から守る、まさに茶道界の”防水ヒーロー”なのです。

【初心者向け】茶巾入れの基本的な使い方

茶巾入れの使い方はとてもシンプル。以下の3ステップで、あなたもお稽古上級者の仲間入りです。

茶巾入れを使う3ステップ
STEP
小茶巾を準備する

麻や不織布でできた小茶巾を水で湿らせ、水滴が落ちない程度に軽く絞ります。

STEP
たたんで入れる

湿らせた小茶巾を小さく折りたたみ、茶巾入れに収納します。

多くの茶巾入れには内部に仕切りがあり、使用前と使用後で入れる場所を分けられるよう工夫されています。

STEP
懐中する

茶巾入れを帛紗挟みや数寄屋袋(すきやぶくろ)に入れ、懐にしまいます。

これで準備は万端です!

日本茶アドバイザーパトラッシュ♂

この小さなポーチ一つで、お稽古中の立ち居振る舞いが格段にスムーズになり、心にも余裕が生まれます。

茶巾との違いは?混同しやすい茶道具を解説

ここで初心者がつまずきがちな「茶巾」「小茶巾」そして「茶巾入れ」の違いを整理しておきましょう。

道具の名前主な役割使う人特徴
茶巾お点前の際に茶碗などを拭き清める布巾亭主(おもてなし側)麻布製で、小茶巾より大きい
小茶巾濃茶を飲んだ後、茶碗の飲み口を清める布客(いただく側)麻布や不織布製で小さい
茶巾入れ湿った小茶巾を収納する防水ポーチ客(いただく側)帛紗挟みなどに入れて持ち運ぶ

簡単に言えば、亭主が使うのが「茶巾」客が使うのが「小茶巾」、そしてその小茶巾をしまうための専用ケースが「茶巾入れ」と覚えれば完璧です!

茶道初心者必見!失敗しない茶巾入れの選び方

茶巾入れの重要性がわかったら、次はいよいよ自分だけの「マイ茶巾入れ」選び。素材やデザインなど、失敗しない選び方のポイントをご紹介します。

選び方のポイント①:素材で選ぶ(正絹・化繊)

茶巾入れの素材は、主に「正絹(しょうけん)」と「化学繊維(化繊)」の2つ。

あなたのスタイルに合わせて選びましょう。

正絹(シルク)のメリット・デメリット
  • メリット:なんといっても、その美しい光沢と滑らかな手触りが魅力です。名物裂(めいぶつぎれ)などの伝統的な柄が多く、持つだけで気分が華やぎます。茶道具としての「格」を重んじるなら正絹がおすすめです。
  • デメリット:水濡れや摩擦に弱く、お手入れに気を使います。価格も化繊に比べて高価な傾向があり、少し上級者向けと言えるかもしれません。
化繊(ポリエステルなど)のメリット・デメリット
  • メリット:丈夫で扱いやすく、汚れても比較的簡単にお手入れができます。価格も手頃なものが多く、初心者の方が最初に手にするのにぴったりです。
  • デメリット:正絹のような高級感や独特の風合いは劣ります。

初心者の方には、まず扱いやすい化繊の茶巾入れから始めることをおすすめします。

 お稽古に慣れてきたら、お気に入りの柄の正絹製を探してみるのも茶道の楽しみの一つです。

選び方のポイント②:デザインや色柄で選ぶ

茶巾入れは、茶道具の中でも特に個性を発揮できるファッションアイテムのような存在です。

デザインの種類
  • 伝統的な「名物裂(めえいぶつきれ)」:茶人たちに古くから愛されてきた歴史ある文様は、落ち着きと品格を演出します。
  • 季節を感じる柄:桜や紅葉、雪輪など、季節に合わせた柄を選ぶと、お茶会での会話のきっかけにもなります。
  • モダンなデザイン:最近では、キャラクターものやポップな柄など、ユニークなデザインの茶巾入れも豊富にあります。

お気に入りのデザインを選べば、お稽古に行くのがもっと楽しみになるはず。

帛紗挟みや懐紙と柄をコーディネートするのも素敵ですね。

選び方のポイント③:男性用と女性用の違い

一般的に、茶巾入れには男性用と女性用でサイズや色柄に違いがあります。

性別でサイズが違う?
  • 女性用:暖色系(赤やピンクなど)の華やかな色柄が多く、サイズもやや小ぶりです。
  • 男性用:寒色系(紺や緑、紫など)の落ち着いた色柄が中心で、女性用よりも一回り大きいサイズが一般的です。

ただし、これはあくまで伝統的な傾向。近年では性別にとらわれず、ご自身の好みで選ぶ方が増えています。大切なのは、ご自身が使いやすく、愛着を持てるものを選ぶことです。

流派による違いはある?

茶道には表千家、裏千家をはじめ様々な流派が存在しますが、茶巾入れのデザインや使い方に、流派による厳格な決まりは特にありません。

ただし、そもそも小茶巾は主に裏千家で濃茶をいただく際に用いられるものです。

ご自身の流派の作法については、まず先生に確認してみるのが最も確実です。

茶巾入れはどこで買える?おすすめの購入場所

「よし、茶巾入れを買いに行こう!」と思い立ったら、どこへ行けばよいのでしょうか?おすすめの購入場所を3つご紹介します。

茶道具専門店(実店舗)

専門店の最大のメリットは、実際に商品を手に取って選べること。

素材の質感や色味、大きさを直接確認できるので、初心者でも安心して購入できます。

オンラインショップ(楽天・Amazonなど)

時間や場所を選ばずに、豊富な種類の中から比較検討できるのがオンラインショップの魅力です。

数百円の手頃なものから、こだわりの逸品まで幅広く揃っており、レビューを参考に選ぶこともできます。

いまや茶の湯日本茶・今屋静香園
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ハンドメイドサイトや手作りも

minneやCreemaなどのハンドメイドサイトでは、作家による一点ものの個性的な茶巾入れが見つかることも。

他の人とは違うデザインを求める方におすすめです。

また、裁縫が得意な方は、お気に入りの布で手作りしてみるのも素敵ですね。内側に防水生地を使えば、機能的なオリジナル茶巾入れが完成します。

もっと詳しく!茶巾入れに関するQ&A

最後に、茶巾入れに関するよくある質問にお答えします!

Q. 茶巾入れの中に入れる「小茶巾」って何?

A:改めてご説明すると、小茶巾(こぢゃきん)は、濃茶をいただいた後、茶碗の飲み口を清めるための小さな布です。

素材は麻が基本ですが、お稽古では手軽な不織布製の「紙小茶巾」も広く使われています。

あらかじめ湿らせてあるウェットティッシュタイプの「湿し小茶巾」も市販されており、持ち運びに便利です。

Q. お手入れ方法は?

A:使用後は中を空にして、風通しの良い場所で湿気を飛ばすのが基本です。

素材によってお手入れ方法が異なります。

各素材のお手入れ方法
  • 化繊・ビニール製:固く絞った布で拭いたり、軽い汚れなら水洗いできるものもあります。製品の洗濯表示を確認しましょう。
  • 正絹製:水洗いは生地を傷める原因になるため避けましょう。使用後は必ず陰干しして湿気を飛ばしてください。汚れが気になる場合は、購入した専門店やクリーニング店に相談するのが安心です。

Q. 帛紗挟み(懐紙入れ)との違いは?

A:この2つは役割が全く異なります。

違いを理解して、スマートに使いこなしましょう。

項目帛紗挟み(帛紗入れ、懐紙入れ)茶巾入れ
役割茶道に必要な小物をまとめて収納するお稽古バッグ湿った小茶巾を収納する専用の防水ポーチ
中身懐紙、帛紗、扇子、菓子切り、茶巾入れなど湿らせた小茶巾
関係性茶巾入れを中に入れて使う帛紗挟みを水濡れから守る

つまり、茶巾入れは、帛紗挟みというバッグの中に入れて使う「インナーポーチ」のような存在なのです。

AFTERWORDS

いかがでしたか?一見地味な存在ですが、実はとても重要な役割を担っている「茶巾入れ」。

この記事を参考に、ぜひあなただけのお気に入りを見つけて、これからの茶道ライフをさらに豊かなものにしてくださいね!

その他、茶の道具についての記事はこちら

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